塗料ニュース
中国塗料の燃費低減型船底防汚塗料「シープレミア200」の塗装
海上交通低炭素化促進事業費補助制度の低炭素化改造等事業の申請対象製品
顔料の超微細化技術と高分散化、表面張力抑制技術によって、水中摩擦抵抗を低減することで、燃料消費が低減しCO2排出量削減を図ることを目的として採用されました。
燃料消費の節減と機関負荷低減による管理費の節減が期待できます。
2010年9月入渠 2000KL型 内航白油タンカー(1995年建造)
旧塗膜をブラストして完全除去後、変性エポキシACを塗装し、シ-プレミア200を塗装しました。
- 塗装仕様 (15ヶ月仕様)
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- バンノー500(変性エポキシAC) 200μ×1
- シルバックスSQ-K 50μ×1
- シープレミア200 130μ×1
今後、燃費低減効果、防汚能力など検証していきます。
NKMコーティングスのシリルポリマー系加水分解型防汚塗料「クォンタム」の成績
2010年9月入渠 6500KL型 内航白油タンカー (2005年竣工)
貝類・藻類の付着が全く無く、安定した防汚性能を有しており、修繕ドックインターバルの長期化による修繕管理費の節減、海水抵抗の低減による燃費節減に貢献していると思われます。

前回ドック時 塗装仕様(2008年9月)
クォンタム16内航船用 膜厚75μ×2
日本ペイントマリンの省燃費型防汚塗料 LF-Sea 250HyB を近海外航船に30ヶ月仕様で塗装
燃費改善効果が確認されている LF-Sea を船名 CRANE POSEIDON に塗装いたしました。低摩擦により燃費消費量を低減させ、それによって CO2 、 SOx の排出を削減し、環境に配慮することを目的として選定いたしました。
今後、30ヶ月に亘って燃料消費量を計測比較し、低減効果を実証して行きます。

仕様: LF-Sea 250 HyB 100µ A/0 × 2
- LF-Sea の特徴
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- シリル・銅アクリル加水分解型
- 低摩擦、低燃費型防汚塗料
- AF塗膜表面に特殊な水の層を形成し、摩擦抵抗を減少させる。
- ほとんどの旧AF塗膜の上に直接塗装出来、ブラストが不要。
東京湾での船底塗料の防汚成績
今夏、東京湾内(千葉沖)の表面海水温度は最高で33°Cを記録した。
動物系(貝類)の繁殖力は非常に強い。
東京湾平水タンカー スピード11ノット 1日/平均3H稼動
船底塗料 塗装仕様 シーフロンティアS (130μ) 2007年10月塗装
2008年10月入渠時の状態 シーグランプリ200Rを一部に試験塗装(写真2)。
東京湾内の低稼働船にはシーフロンティア(非銅タイプ)は全く、防汚効果が認められなかった(写真1)、試験塗装したシーグランプリ200R(亜酸化銅タイプ)部分には防汚効果が認められた(写真2)。

写真1: 船底全面にフジツボ、みどり貝? が付着。
写真2: 右側の一部にシーグランプリを試験塗装し、防汚効果が認められた。
2009年10月にシーグランプリ2000(亜酸化銅タイプ)を塗装し、現在は大きな汚損も無く運航中、今年10月に入渠予定。


